〈六法全書電子版閲覧サービス利用規約〉

第1条(利用規約)
この利用規約は、株式会社有斐閣(以下「当社」といいます。)が『六法全書』各年版の購入者に対して無料で提供する六法全書電子版閲覧サービス(以下「当サービス」といいます。)を、利用者が利用する際の一切に適用します。
第2条(定義)
この利用規約における用語の定義は、別途定めるものを除き、以下のとおりとします。
(1) 「利用契約」とは、当社から当サービスの提供を受けるための個人との契約をいいます。
(2) 「利用者」とは、当社との間で利用契約を締結している者で、当社が当サービスの利用を承諾した者をいいます。
(3) 「利用規約等」とは、当社が、当サービスの利用に関し、この利用規約の他に別途定める以下のものをいいます。
・当サービスのサイト上に表示する利用上の決まり
・個別の利用規約
(4) 「個人情報」とは、利用者に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の利用者を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の利用者を識別することができるものを含みます。)をいいます。
第3条(規約の範囲)
1. 利用規約等は、名目の如何にかかわらず、この利用規約の一部を構成するものとします。
2. この利用規約本文の定めと利用規約等の定めが異なる場合は、当該利用規約等の定めが優先して適用されるものとします。
第4条(規約の変更)
1. 当社は、利用者の了承を得ることなく、この利用規約を変更することがあります。この場合、当サービスの利用条件は、変更後の利用規約によります。
2. 変更後の利用規約は、当社が別途定める場合を除いて、当サービスのサイト上に表示した時点より効力を生じるものとします。
第5条(当社からの通知)
1. 当社は、当サービスのサイト上の表示や、その他当社が適当と判断する方法により、利用者に対し随時必要な事項を通知します。
2. 前項の通知は、当社が当該通知の内容をオンライン上に表示した時点より効力を発するものとします。
第6条(利用の申込み)
1. 当サービスの利用を希望する者は、所定の方法により、利用の申込みを行うものとします。
2. 利用の申込みをした者(当該利用契約の対象者を含み、以下「申込者」といいます。)は、利用の申込みが完了した時点で、この利用規約の内容に対する承諾があったものとみなします。
第7条(申込みの承諾)
当社は、利用者の申込みに対し、当社が承諾を行った時点で、利用契約が成立するものとします。
第8条(申込みの不承諾)
当社は、審査の結果、申込者が以下のいずれかに該当する場合、その者の利用の申込みを承諾しないことがあります。
(1) 申込者が実在しないこと
(2) 申込みの時点で、利用規約の違反等により、IDの一時停止、利用契約の解約もしくは利用申込みの不承諾を現に受け、又は過去に受けたことがあること
(3) 申込みの際の申告事項に、虚偽の記載、誤記又は記入漏れがあったこと
(4) 申込者が未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、申込みの手続が成年後見人によって行われておらず、又は申込みの際に法定代理人、保佐人もしくは補助人の同意を得ていなかったこと
(5) その他当社が不適切と判断した者
第9条(譲渡禁止等)
利用者は、利用者として有する権利を第三者に譲渡、売買、名義変更、質権の設定その他の担保に供する等の行為はできないものとします。
第10条(届出内容の変更)
1. 利用者は、電話番号その他当社への届出内容に変更があった場合には、速やかに当社所定の方法で変更の手続をするものとします。なお、婚姻・養子縁組による姓の変更等当社が承認した場合を除き、当社に届け出た氏名を変更することはできないものとします。
2. 前項の届出がなかったことで利用者が不利益を被ったとしても、当社は一切の責任を負いません。
第11条(解約)
利用者は、所定の方法にて当社に届け出ることにより、利用契約を解約することができます。
第12条(利用環境の整備)
利用者は、当サービスを利用するために必要な通信機器、ソフトウェア、その他これらに付随して必要となる全ての機器を、自己の費用と責任において準備し、当サービスが利用可能な状態に置くものとします。また、自己の費用と責任で、任意の電気通信サービスを経由して当サービスに接続するものとします。
第13条(ID及びパスワードの管理)
1. 利用者は自己のID及びこれに対するパスワードならびに個人認証を条件として当サービスを利用する権利を、当社が別途定める場合を除き、第三者に使用させず、第三者と共有あるいは第三者に使用許諾しないとともに、自己のID及びこれに対応するパスワードの使用及び管理について一切の責任を持つものとします。
2. 当社は利用者のID及びこれに対応するパスワードが第三者に使用されたことによって当該利用者が被った被害については、利用者の故意過失の有無にかかわらず、一切の責任を負いません。
3. 利用者は、自己の設定したパスワードを失念した場合は、直ちに当社に申し出るものとし、当社の指示に従うものとします。
4. 当該ID及びこれに対応するパスワードによりなされたサービスの利用は、当該利用者によりなされたものとみなします。
第14条(自己責任の原則)
1. 利用者は、利用者による当サービスの利用と当サービスを利用してなされた一切の行為とその結果について一切の責任を負うものとします。
2. 利用者は、利用者による当サービスの利用と当サービスを利用してなされた一切の行為に起因して、当社又は第三者に対して損害を与えた場合(利用者が、利用規約上の義務を履行しないことにより当社又は第三者が損害を被った場合を含みます。)、自己の責任と費用をもって損害を賠償するものとします。
第15条(著作権の保護)
1. 利用者は、当社が承諾した場合(当該情報に係る当社以外の著作権者が存在する場合には、当社を通じ当該著作権者の承諾を取得することを含みます。)を除き、当サービスを利用して入手した当社又は他の著作権者が著作権を有するいかなるデータ、情報、文章、発言、ソフトウェア、画像、音声等(以下、併せて「データ等」といいます。)も、著作権法に定める著作権の制限で許された行為(私的使用のための複製等)で認められた範囲内でのみ利用するものとします。
2. 利用者は、本条に違反する行為を第三者にさせないものとします。
第16条(禁止事項)
利用者は、前条(著作権の保護)に違反する行為のほか、次に掲げる行為を行ってはならないものとします。
(1) 当社、他の利用者もしくは第三者の著作権、商標権等の知的財産権を侵害する行為、又は侵害するおそれのある行為(著作権侵害防止のための技術的保護手段を回避するための情報、機器、ソフトウェア等を流通させる行為を含みます。)
(2) 当サービスの情報を改ざん、消去する行為
(3) 当社又は第三者になりすまして当サービスを利用する行為
(4) サーバー等のアクセス制御機能を解除又は回避するための情報、機器、ソフトウェア等を流通させる行為
(5) 当サービスのサイト等で案内する利用上の決まり、または、第5条(当社からの通知)で定める禁止行為に違反する行為
(6) 上記各号の他、法令、又はこの利用規約に違反する行為、当サービスの運営を妨害する行為、当社の信用を毀損しもしくは当社の財産を侵害する行為、第三者もしくは当社に不利益を与える行為、不正な手段でアクセスをする行為
第17条(内容等の変更)
1. 当社は、利用者への事前の通知なくして当サービスの内容、名称又は仕様を変更することがあります。
2. 当社は、前項の変更に関し一切の責任を負いません。
第18条(利用制限)
1. 当社は、利用者が以下のいずれかに該当する場合は、当該利用者の承諾を得ることなく、当該利用者の当サービスの利用を制限することがあります。
(1) パスワードの使用に疑義があるとき
(2) 利用状況、当社に寄せられた苦情等から、当該利用者のID及びパスワードが第三者に無断で利用されたと推測される場合
(3) 電話、電子メール等による連絡がとれない場合
(4) 利用者宛てに発送した郵便物が当社に返送された場合
(5) 上記各号の他、当社が緊急性が高いと認めた場合
2. 当社が前項の措置をとったことで、当該利用者がサービスを利用できず、これにより損害が発生しても、当社は一切の責任を負いません。
第19条(一時的な中断)
1. 当社は、以下のいずれかの事由が生じた場合には、利用者に事前に通知することなく、一時的に当サービスの全部又は一部の提供を中断することがあります。
(1) 当サービス用設備等の保守を定期的に又は緊急に行う場合
(2) 火災、停電等により当サービスが提供できなくなった場合
(3) 地震、噴火、洪水、津波等の天災により当サービスが提供できなくなった場合
(4) 戦争、動乱、暴動、騒乱、テロ、労働争議等により当サービスが提供できなくなった場合
(5) その他、運用上又は技術上当社が当サービスの一時的な中断が必要と判断した場合
2. 当社は、前項各号のいずれか、又はその他の事由により当サービスの全部又は一部の提供に遅延又は中断が発生しても、これに起因する利用者又は第三者が被った損害に関し、一切の責任を負いません。
第20条(サービス提供の終了)
1. 当社はオンライン上に事前通知をした上で、当サービスの全部又は一部の提供を終了することがあります。
2. 当社は当サービスの提供の終了の際、前項の手続を経ることで、終了に伴う責任を免れるものとします。
第21条(利用規約違反等への対処)
1. 当社は、利用者が利用規約に違反した場合もしくはおそれのある場合、利用者による当サービスの利用に関して当社にクレーム・請求等がなされ、かつ当社が必要と認めた場合、又はその他の理由で当社が必要と判断した場合は、当該利用者に対し、以下のいずれか又はこれらを組み合わせて講ずることがあります。
(1) 利用規約に違反する行為を止めること、及び同様の行為を繰り返さないことを要求します。
(2) 当社に寄せられたクレーム・請求等の解消のための当事者間の協議を行うことを要求します。
(3) 事前に通知した上で、IDの使用を一時停止とし、または利用契約を解約します。ただし、緊急性を要するときは、事後の通知とします。
2. 前項の規定は第14条(自己責任の原則)に定める利用者の自己責任の原則を否定するものではありません。
3. 利用者は、本条第1項の規定は当社に同項に定める措置を講ずべき義務を課すものではないことを承諾します。また、利用者は、当社が本条第1項各号に定める措置を講じた場合に、当該措置に起因する結果に関し、当社を免責するものとします。
第22条(当社からの解約)
1. 前条(利用規約違反等への対処)第1項第3号の措置の他、利用者が以下のいずれかに該当する場合は、当社は当該利用者に事前になんら通知又は催告することなく、IDの使用を一時停止とし、又は利用契約を解約することができるものとします。
(1) 第8条(申込みの不承諾)各号のいずれかに該当することが判明した場合
(2) 当社から前条(利用規約違反等への対処)第1項第1号から第3号のいずれかの要求を受けたにもかかわらず、要求に応じない場合
(3) その他利用者として不適当であると当社が判断した場合
2. 前条(利用規約違反等への対処)第1項第3号又は前項により利用契約を解約された者は期限の利益を喪失し、当該時点で発生している債務等当社に対して負担する債務の一切を一括して弁済するものとします。
3. 利用者がIDを複数個保有している場合において、当該IDのいずれかが前条(利用規約違反等への対処)第1項第3号又は本条第1項により、使用の一時停止又は利用契約の解約の対象となったときは、当社は、当該利用者が保有する他のすべてのIDの使用を一時停止とし、又は利用契約を解約することができるものとします。
4. 利用者が第16条(禁止事項)に違反し、又は本条第1項各号のいずれかに該当することで、当社が損害を被った場合、当社は、IDの使用の一時停止又は利用契約の解約の有無にかかわらず、当該利用者(利用契約を解約された者を含みます。)に対し被った損害の賠償を請求できるものとします。
5. 利用者は、当社が本条第1項及び第3項に定める措置を講じた場合に、当該措置に起因する結果に関し、当社を免責するものとします。
第23条(契約の終了)
本契約は、『六法全書』各年版刊行の翌年3月31日を経過した後、自動的に終了します。
第24条(責任の制限)
1. 当社の責めに帰すべき事由(第19条(一時的な中断)第1項第1号及び第5号の場合を除きます。)により、利用者が当サービスを一切利用できない状態(以下「利用不能」といいます。)に陥った場合、当社は、この利用規約で特に定める場合を除き、当社が当該利用者における利用不能を知った時刻から起算して24時間以上利用不能が継続した場合に限り、利用者に現実に発生した損害の賠償請求に応じます。ただし、天災地変等当社の責めに帰さない事由により生じた損害、当社予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、逸失利益を含む間接損害については、当社は賠償責任を負わないものとします。また、利用者が損害賠償請求をし得ることとなった日から3か月を経過する日までに賠償請求をしなかった場合は、請求を行う権利を失うことがあります。
2. 当社は、利用不能期間に相当する期間の当サービスの利用権を付与することによって、前項の損害を賠償するものとします。
3. 利用不能が当社の故意又は重大な過失により生じた場合には、前二項は適用されないものとします。
第25条(免責)
1. 当サービスの内容は当社がその時点で提供可能なものとし、利用者に対する当社の責任は、利用者が支障なく当サービスを利用できるよう、善良なる管理者の注意をもって当サービスを提供することに限られるものとします。
2. 当社は、当サービスの利用により発生した利用者の損害(第三者との間で生じたトラブルに起因する損害を含みます。)に対し、利用者がこの利用規約を遵守したかどうかに関係なく、一切の責任を負いません。
3. 当サービスを提供できなかったことにより発生した利用者又は第三者の損害に対し、この利用規約で特に定める場合を除き、一切の責任を負いません。
第26条(個人情報)
1. 当社は、個人情報を別途オンライン上に掲示する「プライバシーポリシー」に基づき、適切に取り扱うものとします。
2. 当社は、個人情報を、以下の利用目的の範囲内で取り扱います。
(1) 当サービスを提供すること
(2) 当サービス及び『六法全書』の内容・品質の維持向上を図るため、アンケート調査、及び分析を行うこと
(3) 個々の利用者に有益と思われる当社の商品、サービス(当サービスに限りません。)等の情報を、利用者がアクセスした当サービスのサイトに表示し、もしくは電子メール、郵便等により送付し、又は電話すること(なお、利用者は、当社が別途定める方法で届け出ることにより、これらの取扱いを中止させたり、再開させたりすることができます。)
(4) 利用者から個人情報の取扱いに関する同意を求めるために、電子メール、郵便等を送付し、又は電話すること
(5) 利用者の解約日より1年間を限度として、前4号に定める利用目的の範囲内において個人情報を取り扱うこと
(6) その他利用者から得た同意の範囲内で利用すること
3. 当社は、前項の利用目的の実施に必要な範囲で個人情報の取扱いを委託先に委託することができるものとします。
4. 当社は、個人情報の提供先とその利用目的を通知し承諾を得ること(画面上それらを明示し、利用者が拒絶する機会を設けることを含みます。)を行わない限り、第三者に個人情報を開示、提供しないものとします。ただし、法令・政令で別途定める事項や、裁判所や官公庁等の法令に基づく業務上の協力が必要な場合には、この限りではありません。
5. 当社は、利用者の個人情報の属性の集計、分析を行い、個人が識別・特定できないように加工したもの(以下「統計資料」といいます。)を作成し、新規サービスの開発等の業務の遂行のために利用、処理することがあります。
第27条(専属的合意管轄裁判所)
利用者と当社の間で訴訟の必要が生じた場合、東京地方裁判所を利用者と当社の第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第28条(準拠法)
この利用規約に関する準拠法は、日本法とします。
附則
この利用規約は2014年3月10日から実施します。